床清掃は、多くの会社がやっているサービスなので、価格競争が激しく価格が安くなりがちな仕事です。そのため、床清掃に
おける利益も年々下がっているので、それを最小限に食い止めることに多くの清掃会社は必死になっています。
その対応策の一つが、洗剤やワックスを安い物に換えることだと思います。
受注価格が下がってしまった時、まず経費を削減するという行為は、清掃業に限らずどんな業種の仕事でも行われていること
です。特に清掃資材は、そのターゲットになることが多くなります。
ところが、清掃資材の価格ばかり目が行くようでは、床清掃で利益を増やすことはできません。なぜなら、床清掃における資
材費の割合は比較的低いからです。
それよりも、資材費を削減すれば、仕上がりにも影響が出てくるので・・・長い目で見ればやってはいけないことの一つとい
えます。
床清掃で儲けるには、顧客視点の清掃が重要とよく言われますが、その観点からすれば、それに反することになるからです。
例えば、ワックスのランクを下げれば資材経費は下がりますが、光沢度が下がったり耐久性が下がることがあるので、お客さ
んにとってのメリットは何もありません。清掃会社にとっても、クレームが増えればメリットは全くありません。信用を落とすと
いうデメリットの方が大きくなります。
つまり、経費という清掃業者側の都合に基づいた効率化は、お客さんの...満足度を低下させ顧客が離れることがあるの
で、結果的に利益が増えないということです。
では、どうすればいいでしょうか?
何をすれば、床清掃において利益を増やすことができるでしょうか?
その答えのひとつは・・・
●作業スタッフの技術力の向上です。しかも、利益を増やす為の技術を身に付けるということです。清
掃というサービスを提供しているのですから、当たり前と言えば当たり前のことです。
しかし、多くの清掃会社は、利益の向上という観点からは、スタッフに清掃技術を教えていません。なぜなら、清掃技術を教
える人の多くは、仕事の利益というよりも「仕事を完結できる技術」を中心に教えるからです。
そのため、作業スタッフの技術が向上し完璧に仕事をこなせても、会社は儲かっていないという事態になってしまうことがあ
ります。
つまり、、、
きれいに仕上げる技術と儲ける為の技術と別であるということです。
これを理解していない為に、技術や知識が豊富な人材が多くいても儲かっていない会社が存在してしまうのです。その結果・・・
●人件費を削減する・・・ということをしてしまいます。
一人当たりの人件費を減らし安い賃金で作業をさせるということになる会社が続出しています。
しかし安い賃金は、優秀な人材を早く手放すことにもなります。多くの経営者は、そうなることが分かっていても、売上げと
利益が減少してしまうと自然とこのような対応をしてしまいます。
その結果、優秀な人材がいなくなり再度新人を入れ、一から教育していくという悪循環に陥ってしまう会社が多くあります。
こうならない為にも、儲ける為の作業方法が重要となっていきます。
そこで、このビデオでは・・・
床の表面洗浄を例に挙げて、床清掃で儲ける為の実技について解説していきます。基本的な洗浄方法を元に、作業効率を上げ
て利益を増やす為には、どんな作業方法があるのか?という視点で解説していきます。
具体的な内容は、以下のとおりです。
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