■素材の基本知識■ 〜床材編〜 <第
1部>
〜床材の種類と特長〜
第1部では、化学床材に焦点をあてて、トラブルを起こしやすい化学床材・洗浄が難しい化学床材を中心に、素材の特長に基づ
き、表面洗浄・剥離洗浄・新築引渡清
【1】床材の分類と種類
<床材の分類>
(1)プラスチック系床材(化学床材)は・・・
(2)石質系床材は・・・
(3)木質系床材
(4)繊維系床材
【2】床材の特長と清掃ポイント
<コンポジションタイル>
(1)素材自体の光沢について
(2)素材の耐久性について
(3)素材の吸水性について
(4)汚れの付き具合
(5)ワックスを塗布する上での注意点
(6)洗剤を使用する上での注意点
(7)道具について
(6)新築引渡清掃におけるポイントと注意点
(7)定期清掃(表面洗浄)におけるポイント
(8)剥離洗浄におけるポイント
<ホモジニアスタイル>
(1)素材自体の光沢について
(2)素材の耐久性について
(3)素材の吸水性について
(4)汚れの付き具合
(5)ワックスを塗布する上での注意点
(6)洗剤を使用する上での注意点
(7)道具について
(6)新築引渡清掃におけるポイントと注意点
(7)定期清掃(表面洗浄)におけるポイント
(8)剥離洗浄におけるポイント
<ラミネートホモジニアスタイル>
●柄について
■見分け方の一例
(1)触った感触
(2)床材の表面の状態
(3)床材を叩いたときの音
●特長
(1)素材自体の光沢について
(2)素材の耐久性について
(3)素材の吸水性について
(4)汚れの付き具合
(5)ワックスを塗布する上での注意点
密着不良への対処方法の一例
(6)洗剤を使用する上での注意点
(6)新築引渡清掃におけるポイントと注意点
(7)定期清掃(表面洗浄)におけるポイント
(8)剥離洗浄におけるポイント
<塩ビシート>
(1)見分けでの注意点
(2)素材の吸水性について
(3)汚れの付き具合
(4)ワックスを塗布する上での注意点
(5)洗剤を使用する上での注意点
(6)新築引渡清掃におけるポイントと注意点
(7)定期清掃におけるポイントと注意点
(8)はくり洗浄におけるポイントと注意点
■素材の基本知識■ 〜床材編〜 <第
2部>
〜トラブルが多く洗浄が難しい床材〜
第1部では、化学床材に焦点をあてて、トラブルを起こしやすい化学床材
洗浄が難しい化学床材を中心に、素材の特長に基づき、表面洗浄・剥離洗浄
新築引渡清掃・洗剤の選択・道具の選択の視点から重要ポイントを解説しま
した。
第2部では、近年多くなってきたセラミックタイルなど石材系の床材や
表面加工が複雑になってきた木質系床材などを中心に解説いたします。
【1】セラミックタイル
セラミックタイルは、陶磁器タイルの一種で、様々な柄があります。
床材として使われているセラミックタイルの多くは・・・
●キズが入りにくい!
●美観を長期間保つことができる!
●清掃が簡単である!
●メンテナンス周期を長くすることができる!
と言われています。
つまり「メンテナンスコストを大きく削減できる」とビルオーナー側に
メリットが多くありそうなことから、近年のビル・商業施設などで多く使
用されてきている素材です。
これは、新築時・改修工事時に建築会社からオーナー側に対し、耐久性や
メンテナンスコスト削減できるとして売込まれることが多いために、使用する建物が多くなってきた素材とも言えます。
しかし、ほんとうにキズが入りにくく美観を保てているのでしょうか?
鏡面仕上げのセラミックタイルは、キズが入りにくいことから汚れも付き
にくいことから、清掃も簡単と思われていますが、輸入製品の中には、品質
が悪く汚れやすい物も増えているのが現状です。
もし、そのような状態になった現場の場合、使用する洗剤や道具に制約が
あるので極めて洗浄が難しい床材と変身してしまいます。
このように洗浄難易度が高くなる素材であるにも関わらず今後も増えて
くることが予想されます。
また、現在は商業ビルなどで多く使われていますが、小型店舗・住宅でも
使用される確率が高い素材と言えます。
比較的新しい素材の為、そのほかの床材に比べて洗浄法が確立されていない
のが現状ですが、現段階で有効とされる洗浄法や道具の選択について解説します。
●セラミックタイルの基礎知識
●セラミックタイルの長所
●セラミックタイルの短所
●セラミックタイルで使用してはいけない道具とケミカル
●洗浄方法と道具の選択
【2】木質系床材
木質系床材は、住宅を中心に店舗など商業施設などで多く使用されている床材
です。近年床材表面の加工方法も多様化しているため、清掃作業においても充分な
知識がないと、思わぬトラブルに会うこととなります。
見た目では、どれも同じように見えるため、事前の素材チェックが甘くなること
が多くクレームも比較的多い床材と言えます。
一例を挙げると・・・
・ワックスの虹紋ムラ
・ワックスの白ボケ
・ワックスのハジキ
・ワックスの剥がれ
・ワックスに泡状の物ができる
・ワックスの水白化
・床材の膨れ・クラック・反り
これらは、ほんの一部ですが、Pタイル等化学床材に比べトラブルが多い床材
なので、床材自体の特性を知ることが極めて重要となります。
特にハウスクリーリングにおいては、床材がフローリングという現場が多いので
「フローリングに塗ったワックスのトラブル」についてのご相談が増えております。
そのトラブルに関する相談の8割以上は、事前に素材の特性を知っていれば、
トラブルやクレームを回避できるケースがほとんどなので非常に残念です。
そこでこのビデオでは、フローリングのトラブルに焦点をあてて、床材の種類から
対応策について解説します。
●木質系床材の種類
●フローリングの表面加工について
●よくあるトラブルと対処方法
●新築引渡清掃における注意点と対策
●中古のフローリングの注意点と対策
●店舗など土足で歩行する部分のフローリングの洗浄
●フローリングの剥離
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