
【1】洗浄後の美しさを見せるには?
ここでは、清掃後の美しさを見せるには、何が必要なのか?という点を解説します。清掃サービスは、洗浄後の美しさを見せる
技術を提供するサービスなので、顧客側の仕上りに対するチェックが厳しくなるのは当然です。
では、どんなことが...洗浄後の美しさを失わせてしまうのでしょうか?そして、なぜ?汚れを落としただけでは、きれい
に見えないことがあるのでしょうか?

【2】洗浄ムラをなくす方法
清掃後の美しさを無くしてしまう原因のひとつである「洗浄ムラ」についてです。どんな洗浄場所で注意するべきか?そして、
どんな洗浄方法をすればいいか?ということを解説します。
<洗浄ムラに注意する洗浄場所>
ここでは、洗浄ムラに注意する洗浄場所について解説します。本来、どんな場所でもムラの出ないように洗浄するのが基本です
が、特に注意する洗浄場所などを挙げて解説します。
これを解説する理由は、「ムラが発生しやすい場所=洗浄難易度が高い場所」と言えるためです。なので、このような場所を
初心者など経験の浅いスタッフが作業する場合は、洗浄での注意点などを事前に充分に説明しておく必要があります。又は、ベテ
ランが作業するべき場所とも言えます。
<洗浄ムラになりやすい材質>
洗浄ムラは、材質によっても大きく影響されますので、洗浄前に必ずチェックして下さい。ここでは、注意するべき材質とその
対応策を解説します。
(1)釉薬がない石材
一つ目の釉薬がない石材は、汚れが染み込む傾向にあるので、洗浄しにくくムラになりやすくなります。釉薬が塗られていれ
ば、釉薬の上に乗っている汚れが多くなりますが、釉薬がないと洗浄が簡単な土砂汚れまでもが染み込んで難易度が高い汚れに
なってしまいます。その為に、石材の洗浄が難しいと言われています。
しかし、洗浄での一番の課題は、洗剤も染み込んでしまう...という点です。洗剤で汚れを分解しても、外に出ず、更に汚
れが染み込んでしまうことが多くなるためです。なので、次の2点がポイントとなります。
★汚れが更に深く入り込むことを防ぐ方法
★汚れを外に出すための道具
(2)塗料が塗られていない木材
塗料が塗られていない木材は、石材と同様に汚れが染み込みやすいので、洗浄難易度が高いと言えます。塗料が塗られていない
木材は、白木のあく洗いとして薬品を使用した洗浄が多くなりますが、変色するリスクがあります。なので、ここでは、変色を防
止する洗浄法を解説します。
(3)保護剤がない化学床材
近年の化学床材は、表面に何らかの加工が施されていますが、昔の事務所ビルで多く使用されていたPタイルは、ワックスが塗
られていなかったり、ワックスが薄い場合は、洗浄でムラになりやすいという特長があります。その為、通常とは異なる洗浄が必
要となります。

<汚れが目立たない材質>
汚れが目立たない材質は、普通、汚れが分かりにくいので、ムラに見えにくいと考えがちです。なので、なぜ、ムラに注意する
べきなのか?疑問に思うかもしれませんが、例を挙げて説明します。
(1)曇ガラス
曇ガラスは、一見汚れが目立たないように見えますが、拭き跡などが非常に目立つ材質です。この拭き跡でムラに見えてしまい
ます。その為、ハウスクリーニングの仕事をやっている多くの方が、洗浄に苦労しています。
(2)色の濃い素材
二つ目が、色が濃い素材です。例を挙げると、真っ黒な色の床材の場合の洗浄です。この場合、黒い汚れが目立ちにくいので、
ポリッシャーによる洗浄の際、どの程度落ちているか?どこが汚れているか?などが分かりにくくなります。黒いヒールマークな
どが付いていても、見えないことがほとんどです。
その結果どうなってくるのか?というと・・・手抜き洗浄が多くなってきます。スポットの床洗浄であれば、それほど影響が
ないのですが、定期清掃の現場であれば注意して下さい。ここでは、定期清掃と日常清掃の場合の作業上の注意点を解説します。
特に、日常清掃の現場では、ここで解説する4つのポイントを確実に行わないと、定期清掃をしても仕上りがイマイチになりま
す。
【3】洗浄ムラに注意する清掃作業
ここでは、ムラになりやすい清掃作業についてと対応策を解説します。

(1)テスト洗浄での注意点
見積りの際や普段あまりやっていない洗浄の場合、事前にテスト洗浄をすることがありますが、これが原因でムラになることが
あります。その理由と対応策を解説します。
(2)染み抜きでの対処方法
2つめが「染み抜き」です。代表的な染み抜きとしては、カーペットの染み抜き・石材の染み抜き・柱の染み抜きなどです。洗
浄手順を間違えると、差が出ることがあるので注意して下さい。全体を洗浄する場合にムラにしない為の染み抜きの手順は?
★日常清掃の場合の対策
★全体を洗浄する場合の基本手順
(3)食い込んだ汚れの洗浄
食い込んだ汚れのの代表的な汚れとしては、床に付着する「ヒールマーク」です。ヒールマークは、明るい色の床材の場合、非常
に目立つ存在なので、ポリッシャーでの洗浄では必ず落とす汚れの一つです。万が一、取り忘れると、残ったヒールマークの上に
ワックスを塗ってしまうことになるので、更に取りにくくなってしまう為です。
但し、ヒールマークを洗浄する際は、重大な注意点があります。それは、既存ワックスの厚みと変色具合です。これを無視し
て洗浄すると、例え落とすことが出来てもムラに見えるので注意が必要です。
ここでは、ポリッシャーでの洗浄と手作業での洗浄・日常清掃での洗浄方法の3つのケースで解説します。
(4)波打っている床材の洗浄
波打っている床材の洗浄とは、緩やかな凹凸がある床材と言えます。これは、床材を貼る際の下処理が適正でない為に起こる現
象です。
このような状態の床材の洗浄では、ザラツキのある床材と同様に、ムラになりやすくなります。スポットの洗浄では、あまり
影響を受けませんが、定期の現場では、注意しないと半年でムラのある床になってしまいます。では、どんな方法で洗浄すればい
いでしょうか?
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